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牧師室より 〜説教テーマひとことコラム〜
4/12・13 主のエルサレム入城「子ろば」
牧師 中島和喜
2025年4月11日
イエス様の旅の目的地であるエルサレムに着いた祭、イエス様は入城に際して「子ロバ」に乗ってやってきました。大勢の民衆が集まってきた中で、子ロバですよ子ロバ。もうちょっとカッコいいものはなかったのか。 何なら、子ロバに乗るくらいなら歩いて入ってきた方がマシな気さえしてきます。けれど、それがイエス様の姿ということでしょう。
よく「親しみ深い」と表現しますが、もっと言えば生活感があるのです。それがキリスト教において大切なのでしょう。
宗教というのは、生き方を変えるものと言って良いでしょう。けれど、それは生活を変えるものではありません。生活の只中で神を受け取って嬉しくなること、それが信仰でありキリスト教であるのです。
だから、教会という場所も聖なる場所でありながらも、語られることは生活感に満ちています。それが良いのでしょう。
私たちはこの世にあって神秘の世界に行くのではなく、神の国からイエス様がこの世に来てくれた。それがキリスト教の信仰であります。今日も私たちの生活を共にする主のみ言葉が語られます。どうぞその生活を引っ提げて、教会にお越しください。
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