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牧師室より 〜説教テーマひとことコラム〜

12/28・29 降誕節第1主日「両親」

牧師 中島和喜

2024年12月27日

イエス様の幼少期が描かれているのはこの箇所〔ルカ2:41〜〕しかありません。少年時代の記述が他にない理由は分かりませんが、いずれにせよこれしかないのです。 そこには12歳にして既に他の学者たちからその賢さに驚かれ、両親すらも理解できないほどの神の栄光をお語りになったということが書かれています。それはもちろんすさまじいことですが、そこに年齢を考慮してしまうのが私たちの浅はかさでありましょう。

 「若いのにすごい」というものではないのです。神の福音は、その言葉に力があるのであり、それを語る者の年齢や素質が問われるものではないのです。

 私たちはつい様々な話を「誰が」語っているかを気にしてしまいます。しかし、聖書が語るみ言葉はただただそのまま「神の言葉」として受け取るものであるのです。純粋に聴くその心が問われているのです。

 子からの教えを親が受け取る事は難しいものです。そのように、私たちの心を神から話そうとする何かは存在するのです。それでも、神のみ言葉なのだと受け止める心を祈り求めつつ、み言葉に耳を傾けていきましょう。

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