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教会の一年

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待降節

12月25日の4つ前の日曜日から、キリスト教典礼暦の始まりである待降節(アドヴェント)が始まります。

​キリストの降誕を待ち望む時節です。

​クリスマスツリーも待降節第1日曜日から飾り始めます。

​典礼色は慎みを表す「紫」です。

降誕節

12月24の日没後、いわゆるクリスマス・イヴから顕現日(1月6日)の前日まで。

救い主イエス・キリストの降誕を祝う時節です。

クリスマス・イヴとクリスマスの礼拝、1月1日にはイエスが名付けられたことを祝う「主の命名日」礼拝が行われます。

降誕を喜ぶ期間なのでクリスマスツリーはまだ片付けません。

​典礼色は栄光と喜びを表す「白」または「金」です。

顕現節

顕現日(1月6日)から変容日まで。

​顕現節を迎える前日にクリスマスツリーを片付けます。

救い主がこの世に現れた(顕現した)ことを祝う時節です。顕現日直前の日曜日は、東方からイエスの誕生を祝うために三人の賢者がやってきたことを記念する礼拝を行います。

その次の日曜日には、イエスがヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受けたことを記念する「主の洗礼日」礼拝、四旬節直前の日曜日にはイエスが弟子たちの前で光り輝いて預言者モーセやエリヤと語り合ったことを記念する「変容日」の礼拝を行います。

​典礼色は主に「緑」です。

四旬節

「灰の水曜日」から復活祭前日まで。

イエスが経験した苦難を覚え、悔い改めの日々を過ごす時節です。

変容主日直後の水曜日は「灰の水曜日」として、前年の枝の主日で使用したシュロの葉を燃やして作った灰を額や手に塗り、罪を悔い改めるための礼拝を行います。​

「枝の主日」の礼拝ではイエスがエルサレムに入城したことを記念した礼拝を行います。当時のエルサレムの民がナツメヤシの枝を用いてイエスを歓迎したことから、礼拝では同じヤシ植物であるシュロの枝を使用します。

​典礼色は主に「紫」です。

四旬節の聖週間

枝の主日から始まる1週間が聖週間です。

イエスが弟子の足を洗い、最後の晩餐を行った「聖木曜日」、十字架につけられ死に至った「聖金曜日」、墓に葬られた「聖土曜日」を記念し、慎みと悔い改めの生活を送ります。​

​典礼色は「紫」または「黒」です。

聖霊降臨後の期節

聖霊降臨の翌日から次の待降節前日まで。

聖霊降臨後の最初の日曜日は「三位一体主日」として父・子・聖霊の三位一体を覚えて礼拝を行います。

この期間にはそれぞれがイエスの福音を学び、宣教へと歩み出します。

​次の待降節の直前の日曜日は「永遠の王キリスト」の主日としてイエスが永遠の支配者であることを覚え、教会の一年を締め括ります。

​典礼色は主に成長を表す「緑」です。

復活節

「聖土曜日」の日没から「聖霊降臨」まで。

イエスが復活し、死に打ち勝ったことを祝う時節です。

聖土曜日の翌日に復活祭(イースター)の礼拝を行います。

​復活祭後の6番目の日曜日にはイエスが天に昇っていった「主の昇天」の礼拝を行います。

その次の日曜日には、聖霊が弟子たちに降りてきたことを記念する「聖霊降臨(ペンテコステ)」の礼拝を行います。

典礼色は「白」または「金」、聖霊降臨日は聖霊を表す「赤」です。

宗教改革記念日

プロテスタント教会、特にルーテル教会特有の祝日です。

1517年10月31日に始まったとされるルターの宗教改革を記念し、当日または直前の日曜日に礼拝を行います。

​典礼色は聖霊と殉教の色である「赤」です。

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